住宅のリフォームには「活用しないともったいない!」という制度があります。そのひとつが『介護保険制度』。リフォームにかかる費用の20万円までについて、その9割(18万円)を自治体が補助してくれるのです。
もちろん条件がある制度になりますが、『高齢者住宅改修費支援制度』や『障害者住宅改造費助成制度』と併用できる場合もあり、知っておいて損はない制度です。額面なども自治体によって変わるので、詳しくは担当窓口に問い合わせてみましょう!
さて、『介護保険制度』はリフォームに補助金が活用できる制度ということが分かりました。ではいったいどんなリフォーム補助が該当するのでしょうか?もっと詳しく見ていきましょう!
公的保険! 『介護保険制度』
『介護保険制度』は高齢者介護に対する公的保険制度!リフォームの補助金については先に言いましたが、その内容が万人に当てはまるワケではありません。ポイントは
「要支援」または「要介護1~5」と認定された人が住む住宅のリフォーム工事であるということ。
手すりの取り付けなどの工事内容であること。このふたつです!
とはいえ、「これから住宅リフォームを考えているけど、当てはまるかわからない……」という方も多いハズ。注意すべきは『介護保険制度』で補助金がでる工事の範囲が決まっていること。すべてのリフォームに補助金がでるのではありません。あくまで「介護をしないといけない人がいる。その人が使いやすいようにリフォームをする」ときに補助金の制度を使える、と覚えておきましょう!また手続きも多いので、ケアマネージャーの方と相談しながら計画するのがいいかもしれませんね。
バリアフリーリフォームは現在介護をされている方にとっても、未来のわたしたちにとっても大切な工事です。住まいをより快適に設計していくのは難しいことかもしれませんが、これからもずっと暮らしていくのですから、未来の子供たちも大好きだと思える家にしておきたいですね。