近年危険視されているお風呂場でのヒートショック！ 「ヒートショックって何？」そんな方にも分かりやすいように、まずはご説明いたします。

ヒートショックに要注意

ヒートショックとは、急激な温度変化が短期間に起こり、血圧の乱高下による身体への負担が原因となり、失神・心筋梗塞・不整脈・脳梗塞などを引き起こしてしまうこと。 また、それに伴い、倒れた際に床で頭を打つなどの怪我をする可能性もありますので、大変危険です。 テレビや雑誌で、冬の入浴中に起こる突然死の大きな要因として取り上げられることもあり、一般の方の認知も近年増えてきました。

ヒートショックの影響を受けやすい人の特徴

最近知られるようになったヒートショックですが、以下に当てはまる方は特に要注意！

• ・65歳以上の高齢者
• ・高血圧
• ・動脈硬化
• ・肥満気味
• ・脱衣所や浴室に暖房器具がない

浴室暖房を取り入れるだけでも、ヒートショックの事故を未然に防ぐことは可能ですので、住まいの中に潜む危険な箇所というのは見逃さずに、早めに対策を取ることが重要です。 お風呂の事故を未然に防ぐためにタイル式の冷たい床で、つま先立ちで寒さに震えながらシャワーが温かくなるのを待つ……こんな経験は誰にでもあるかと思います。 お部屋は暖房をつけていて温かいのに、お風呂場はとても寒い。 この寒暖差こそヒートショックの原因！ また、滑りやすい床は転倒の危険性も高く、怪我のリスクもあります。 そういった事故は、お風呂リフォームで未然に防ぐことが可能です。

お風呂リフォームのメリット

• ・浴室暖房を導入することで、お部屋の温度と浴室の温度差を無くす
• ・滑りにくい床材で、転倒のリスクを避ける
• ・万が一転倒しても、柔らかい素材の床で怪我のリスクを避ける
• ・手すりを付けることで更に安心

などなど、ヒートショックだけでなく、お風呂場で起きる事故と言うのは環境を整えることで、一気にリスクを減らせるのが分かるかと思います。 高齢者がいるご家庭、これから先に備えてバリアフリー化をお考えの方。 いつ起こるか分からないことだからこそ、住まいの中のリフォームでも優先順位が高い箇所と言えるでしょう。 安心・安全・快適な暮らしの為に、古くなったお風呂をご使用中の方は、一度お風呂リフォームをご検討されてはいかがでしょうか？